Times of Indiaが報じた 女性起業家 の挑戦
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Femmee

2025年のアジア美容市場で注目されているのが「Recession Glam(リセッション・グラム)」という動きです。直訳すると「景気後退期のグラム」。不況下でも「控えめなのに映える」美容スタイルを楽しむ消費者が増えており、中国や韓国を中心に広がっています。
EuromonitorやWWDの調査によれば、従来の「ラグジュアリー消費」から「賢く選ぶ消費」への転換が進んでいるとのことです。
こうした消費行動の変化が、Recession Glam という言葉で表現されています。
日本ではエステ業界が縮小傾向にあるといわれていますが、このトレンドはむしろ小規模サロンにチャンスを与える可能性があります。
景気に左右されにくいサロン経営戦略のひとつとして、Recession Glam の考え方は参考になるでしょう。
Recession Glam は一過性の流行ではなく、消費者の心理変化に根ざしたライフスタイルの一部といえます。高価な贅沢よりも、自分に合った賢い選択で美しさを楽しむ姿勢は、今後の美容ビジネスの方向性を左右するかもしれません。
【参照】
WWD: Euromonitor: Asia’s Beauty Market Trends 2025