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展示会拡張でネイル・まつげ業界に新チャンス

海外展示会
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美容系展示会が拡張、個人サロンにも光

2025年、日本国内の主要美容展示会では、従来の大手メーカー中心の構成から「小規模サロン・個人クリエイター向け」のゾーンを拡張する動きが見られます。
特に東京・大阪で開催されるビューティーワールドジャパンアジアネイルフェスティバルでは、出展条件やブース規模を柔軟化し、ネイル・まつげサロンが直接発信できるエリアが設けられる見込みです。

従来は商材バイヤーや法人契約が中心でしたが、今後は個人サロンでも「体験+販売+発信」を掛け合わせた小規模出展が可能に。
SNSや動画発信を前提にした「ライブ出展ブース」なども増加しており、フォロワーが少なくてもリアル体験を通して顧客を獲得するチャンスが広がっています。

ネイル&まつげ分野が注目される背景

展示会主催側のデータによると、2024年の来場者の約35%が個人事業主または従業員10名以下の店舗関係者であり、特にネイル・まつげ業界の参加率が年々増加傾向にあります。
コロナ以降、個人開業や移動型サロンの増加が顕著になったことで、個人の購買力が業界を動かす新たな市場になっているのです。

2025年の新ゾーンでは「SNS集客」「デジタル決済」「オンライン予約」など、経営×技術の融合テーマを扱うセミナーが多く予定されており、従来の技術展示にとどまらない実践的な情報共有が期待されています。

個人サロンが取るべき次の一歩

展示会の拡張は、単なる“販路”の拡大ではなく、「個人サロンがブランドを持つ時代」への転換を示しています。

自分の世界観を持つネイリストやアイリストが、SNSでの露出だけでなく、リアルな場で顧客に出会い、信頼を築くきっかけをつくる年になるでしょう。

出展を検討する際のポイント

  • 小規模ブースでも「空間づくり」に一貫性を持つ
  • 実演・体験型コンテンツを1つは用意する
  • 名刺・QRコード・サンプルを必ずデジタル化しておく
  • SNSよりも「リアル→フォロー」の導線を意識する
  • 名刺やチラシ・スタッフの服装やブース装飾に統一感を持たせる

リアルとオンラインの垣根が薄れた今、展示会は単なる販促イベントではなく、“ブランドのプレゼンテーション”の場へと変化しています。

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お店を始めた女性は、ただ仕事をしているだけじゃありません。 それは「自分の生き方を選んで形にしていく挑戦」そのものです。サロンや小さなお店を始めることは、暮らしや働き方の全部に関わってくるからこそ、ワクワクする一方で迷いや壁にぶつかることもあります。 Femmeeは、そんな女性たちを応援する場所です。集客や運営のヒントはもちろん、心の持ち方や暮らしとのバランスまで。実践的なことから気持ちの整え方まで、幅広く発信していきます。 大切なのは「経営のテクニック」だけじゃなくて、自分らしく歩むための考え方。小さなお店を育てることが、あなた自身のライフデザインにつながっていく。そのプロセスを一緒に楽しんでいけたらと思っています。
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