SNSから起業へ インドの26歳女性が急成長
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Femmee
2025年、日本国内の主要美容展示会では、従来の大手メーカー中心の構成から「小規模サロン・個人クリエイター向け」のゾーンを拡張する動きが見られます。
特に東京・大阪で開催されるビューティーワールドジャパンやアジアネイルフェスティバルでは、出展条件やブース規模を柔軟化し、ネイル・まつげサロンが直接発信できるエリアが設けられる見込みです。
従来は商材バイヤーや法人契約が中心でしたが、今後は個人サロンでも「体験+販売+発信」を掛け合わせた小規模出展が可能に。
SNSや動画発信を前提にした「ライブ出展ブース」なども増加しており、フォロワーが少なくてもリアル体験を通して顧客を獲得するチャンスが広がっています。
展示会主催側のデータによると、2024年の来場者の約35%が個人事業主または従業員10名以下の店舗関係者であり、特にネイル・まつげ業界の参加率が年々増加傾向にあります。
コロナ以降、個人開業や移動型サロンの増加が顕著になったことで、個人の購買力が業界を動かす新たな市場になっているのです。
2025年の新ゾーンでは「SNS集客」「デジタル決済」「オンライン予約」など、経営×技術の融合テーマを扱うセミナーが多く予定されており、従来の技術展示にとどまらない実践的な情報共有が期待されています。
展示会の拡張は、単なる“販路”の拡大ではなく、「個人サロンがブランドを持つ時代」への転換を示しています。
自分の世界観を持つネイリストやアイリストが、SNSでの露出だけでなく、リアルな場で顧客に出会い、信頼を築くきっかけをつくる年になるでしょう。
リアルとオンラインの垣根が薄れた今、展示会は単なる販促イベントではなく、“ブランドのプレゼンテーション”の場へと変化しています。