SUBLIMIC ワンダーシールド15日レビュー|成分から見える、髪が扱いやすくなる仕組み
15日間使ってみたレビューをまとめます。前回は「使ってみてどうだったか」中心でしたが、今回はもう少し踏み込んで、このアイテムの成分と特徴、その結果どんな変化を感じたかを書いていきます。

結論から言うと、ドライヤー後の扱いやすさが明らかにラクになりました。
サロンでトリートメントしてもらった後の、まとまりの良さが自宅でも続く感じ。
朝のセットにかかる時間も少し短くなりました。
ワンダーシールドとは?
まずSUBLIMIC「ワンダーシールド」は、洗い流さないトリートメントです。タオルドライ後の濡れた髪にスプレーしてドライヤーで乾かすだけで、髪表面に薄い“シールド”をつくる発想のアイテムです。
ポイントは「熱を味方にする設計」になっていること。ドライヤーやアイロンの熱でダメージしやすい髪を守るというより、熱を加えることで保護膜を定着させて、外からのストレスを受けにくい状態に整えるという考え方です。
日常の外的ストレスとして挙げられているのは、紫外線、花粉、水道水中の不純物、タバコなどの生活臭など。これらが髪に付着したり入り込んだりすることで、手触りやツヤが落ちていくと言われています。ワンダーシールドはそこをブロックする役割を担います。
成分から見えてくる「扱いやすさ」の仕組み

このアイテムの特徴は、シールド成分が熱でつながり合い、髪の表面に薄い保護膜のような層をつくるところです。公式では「熱によってシールド成分がネットワーク化する」と説明されています。熱を加える工程そのものがケアの一部になっているのが珍しいポイントです。
成分をちょっとChat GPTに聞いてみました。
ポリシリコーン-29
ドライヤーの熱をきっかけに髪の表面に均一に広がり、なめらかな被膜のような層をつくる目的で配合されている成分。髪を包むことで、手触りのざらつきや広がりに影響しにくい状態に整えます。
ステアルトリモニウムクロリド
髪に付着しやすい帯電防止系のコンディショニング成分。ブラッシング時の引っかかりを軽減し、表面をなめらかに整える方向で働くことで知られています。
アルギニン
アミノ酸系の保湿・補修サポート成分。乾燥しやすい中間〜毛先の質感をやわらかく保つ目的で配合されています。
チオタウリン
外部ストレスから髪を守る目的で配合されている成分。酸化によるダメージ進行を抑えるサポートが期待される成分として知られています。
トコフェロール(ビタミンE)
美容分野ではよく“酸化ストレスへのケア目的”で使われる成分。外的な刺激にさらされやすい毛先を守りやすくする狙いがあります。
DPG・エタノール
ベタつきを抑えながら全体にムラなく広がりやすくするためのベース。仕上がりが軽いミストタイプであることに関係する成分です。
つまり、“重くてツヤツヤにする”というより“軽いまま整えておく”
方向性。まとめすぎず自然なツヤがほしい人に相性がいい設計です。
実際にどう使ったか

私の使い方はシンプルです。
- シャンプー後にタオルドライして、水滴が落ちないくらいの状態にする
- ワンダーシールドを中間〜毛先中心にスプレー
(根元は重くなりやすいので控えめに) - コームで軽くなじませる
- ドライヤーでしっかり乾かす(温風メイン)
ここで大事なのは、「熱でシールド成分が定着する」ためドライヤーの熱をちゃんと当てること。
15日使って感じた変化
やっぱり使い続けると違いますね。3日に1回でいいのですが欲張って2日に1回使っています。特にお出かけする時など。使い続けると整えやすい髪をずっとキープできます。
ベタベタにもならず、さらっとした仕上がりになるのでねこっ毛な私にはとても嬉しい。
Femmee編集部まとめ
・髪が広がりやすい、まとまりにくい、という悩みがある
・「きちんと感は出したいけど、固めたような重いツヤは嫌」というタイプ
・サロン帰りの扱いやすさを、少しでも長くキープしたい
・ベースの状態を底上げしたい
SUBLIMIC ワンダーシールドは、髪をコーティングして固めるというより、「日常の髪を扱いやすい状態で安定させる」方向のアイテムだと感じました。特別な日のための1本ではなく、忙しい日のための1本。夜のケアを整えておくだけで、翌朝の身支度がずっとラクになります。
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