サロンの1日のワークを脳科学で考える|なぜ疲れる日と疲れない日があるのか
サロンワークは体力仕事に見えて、実際は脳の消耗が大きい仕事です。
同じ施術時間、同じ人数でも「異常に疲れる日」と「意外と余裕な日」があるのはなぜでしょうか。
その差は、1日の中で脳をどう使っているかにあります。
この記事では、サロンオーナーの1日を時間帯ごとに分解し、
脳科学の視点から「疲れにくいワークの組み立て方」を解説します。
朝の準備時間|脳のゴールデンタイムを何に使うか
開店前の時間は、脳科学的に見ると判断力・集中力が最も高い時間帯です。
この時間に向いているのは
・数字を見る
・段取りを決める
・優先順位をつける
一方で、よくあるのが
・SNSをなんとなく眺める
・DMをすべて返す
・どうでもいい雑務を先にやる
これは脳の使い方としてはかなり非効率です。
脳は朝ほど「決断」に強いため、
・今日の施術の流れ確認
・空き時間にやる作業を1つ決める
・面倒な判断を先に終わらせる
これだけで、1日の脳疲労は大きく変わります。
施術中|脳は「手」より「人」に疲れている
施術で疲れる原因は、腕や腰よりも対人処理による脳疲労です。
・相手の表情を読む
・言葉を選ぶ
・空気を壊さないように気を使う
これらはすべて、前頭前野という
「我慢・配慮・社会性」を司る部位を酷使します。
そのため
「無口なお客様の日は楽」
「いい人だけど気を使うお客様の日はぐったりする」
といった差が生まれます。
対策としては
・会話の型をある程度決めておく
・毎回100点の気遣いを目指さない
・沈黙=悪ではないと理解する
これだけで、施術中の脳消耗はかなり減ります。
空き時間|脳を休める?それとも切り替える?
施術と施術の合間にスマホを見る人は多いですが、
これは脳休憩にはなりません。
理由は
・情報量が多すぎる
・感情が揺さぶられる
・無意識に比較が始まる
脳はずっと処理を続けています。
本当に脳が回復しやすいのは
・ぼーっとする
・視線を遠くにやる
・単純作業をする
たとえば
・タオルをたたむ
・軽く掃除する
・外を1分眺める
これだけで、次の施術への集中力が戻りやすくなります。
営業後|「反省会」が脳を疲れさせる
営業後に頭の中で始まりがちなのが、終わらない反省会です。
・あの言い方はよかったのか
・もっとこうすればよかった
・なぜあのお客さんは…
脳科学的には、これは疲れ切った脳への追い打ちです。
おすすめなのは
・反省は紙に3行まで
・改善は「次に1つ」だけ
・それ以上は切り上げる
脳は「今日は終わった」と認識しないと休めません。
femmee編集部まとめ
サロンワークは、
頑張り続ける仕事ではなく、脳をすり減らさずに続ける仕事です。
・朝は判断を先に済ませる
・施術中は気遣いを使いすぎない
・空き時間は情報を入れすぎない
・営業後は反省を引きずらない
同じ1日でも、脳の使い方次第で疲れ方は変わります。
忙しいサロンオーナーこそ、
「技術」だけでなく「脳の使い方」も味方につけていきましょう。

