サロンのDXって何?小さなサロン向けにやさしく解説
「DXってよく聞くけど、正直よくわからない」
「ITとかシステムって苦手で…」
サロンオーナーさんから、よく聞く声です。
でも、サロンのDXは難しいものではありません。
簡単に言うと、
今まで人がやっていた作業を、少しだけ機械に任せること。
それがサロンのDXです。
この記事では、「DXって何?」から「何ができるの?」まで、できるだけわかりやすくお伝えします。
DXとは?
DXは「デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)」の略です。
といっても、言葉の意味を覚える必要はありません。
サロンでいうDXとは、こんなことをデジタルに置き換えていくことです。
・紙の予約帳を、スマホやパソコンで管理する
・手書きのカルテを、データで残す
・毎回手動で送っていた予約確認の連絡を、自動で送る
今まで当たり前にやっていた作業を、
少しずつ機械に任せていくイメージです。
サロン向けDXツールでできること
サロン専用のDXツールを使うと、次のようなことができるようになります。
・24時間いつでも予約を受け付けられる
・予約の入れ間違いがなくなる
・お客様の来店履歴や施術内容が残る
・売上が自動で計算される
・予約前日に自動でお知らせが送られる
・しばらく来ていないお客様がすぐ分かる
今まで時間を取られていた作業が、かなり減っていきます。
DXを入れると変わること
DXを取り入れたサロンでは、こんな変化を感じることが多くなります。
予約対応のストレスが減る
電話やLINE、DMなどバラバラに来ていた予約をまとめて管理できるため、
・返信し忘れ
・時間の取り違い
・空き時間が埋まらない
こうしたトラブルが減っていきます。
お客様の管理が「記憶」から「データ」になる
「前回いつ来たか」「何をしたか」を、
すべて頭で覚えておくのは大変です。
DXツールを使えば、来店日や施術内容が自動で残るので、
・リピートのタイミングが分かる
・しばらく来ていないお客様に気づける
・人気メニューが数字で見える
感覚ではなく、数字で判断できるようになります。
自分の時間が少し戻ってくる
予約管理、売上集計、カルテ管理などの作業が減ることで、
・新しいメニューを考える
・集客の見直しをする
・SNSや発信に向き合う
こうした時間を取りやすくなります。
小さなサロンほど、DXは向いている
「うちは小さいから、まだ早いかな」
そう思われる方も多いですが、実は逆です。
・一人で全部やっている
・毎日が忙しくて余裕がない
・事務作業が後回しになる
こういうサロンほど、DXの効果が出やすくなります。
仕組みがないまま忙しくなると、
「自分が動き続けないと回らないサロン」になりやすくなるからです。
DXは、パソコンが苦手でも問題ない
最近のサロン向けDXツールは、
・スマホだけで使える
・操作がシンプル
・特別な知識がいらない
ものがほとんどです。
「苦手だから」と遠ざける必要はありません。
まずは予約管理など、ひとつの機能だけ使ってみるのも十分です。
Femmee編集部まとめ
サロンのDXは、
・予約を整える
・お客様の情報を分かりやすくする
・売上を見える形にする
・オーナーの時間を守る
ための仕組みです。
全部を一度に変える必要はありません。
まずは「ひとつだけデジタルに任せてみる」ことから、少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。

