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美容室の倒産が2年連続で過去最多に。小規模サロンが直面している現実

美容室
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2024年から2025年にかけて、美容室の倒産件数が2年連続で過去最多を更新しました。
一見すると業界ニュースのひとつですが、実際に倒産している多くは、全国にあるごく一般的な小規模サロンです。

特別に経営が極端だったわけでも、急激にお客さんが減ったわけでもない。
それでも「続けられなくなった」サロンが増えています。

この記事では、倒産が増えている背景と、これから小規模サロンが意識したい視点を整理します。

美容室の倒産が増えている背景

美容室の倒産が増えている理由は、一つではありません。
複数の要因が重なっています。

材料費、光熱費の上昇
人手不足による人件費の増加
・集客媒体への依存度の高さ
・価格を上げづらい業界の空気
・固定費が下がらない経営構造

特に小規模サロンでは、売上が少し下がっただけでも、資金繰りに直接影響します。
黒字であっても、手元資金が回らなくなり、結果的に閉店を選ばざるを得ないケースも少なくありません。

「お客さんが来ない」よりも深刻な問題

倒産したサロンの中には、「予約はそれなりに入っていた」というケースもあります。

問題になりやすいのは、次のような状態です。

・単価が低く、回転で売上を作っている
・キャンセルや直前変更が多い
・忙しいのに利益が残らない
・広告を止めると集客が一気に落ちる

「働いているのに楽にならない構造」が長く続くと、体力や気力の限界が先に来てしまいます。

小規模サロンが見直したい3つの視点

これからの時代、小規模サロンほど定期的な見直しが重要になります。

一つ目は、集客を一つの媒体に依存しすぎないこと。
広告、SNS、紹介など、複数の入口を持つことでリスクを分散できます。

二つ目は、価格ではなく「選ばれる理由」を言語化すること。
安さ以外で選ばれていない場合、値上げは非常に難しくなります。

三つ目は、固定費と広告費を把握し続けること。
数字を見ないまま続けると、気づいた時には調整できない状態になりがちです。

倒産ニュースを他人事にしないために

今回の倒産増加は、一部の失敗事例ではありません。
これまで当たり前だったサロン経営の形が、環境の変化に合わなくなってきているサインとも言えます。

無理に規模を拡大しないこと。
身の丈に合った価格と集客設計をすること。
早めに情報を取り、選択肢を持っておくこと。

これらを意識しているサロンは、過度に不安になる必要はありません。

Femmee編集部まとめ

美容室の倒産が2年連続で過去最多となった背景には、個々の努力ではどうにもならない環境変化があります。
一方で、小規模サロンだからこそ、柔軟に形を変えられる余地もあります。

大切なのは、「うまくいっているように見える状態」を疑い、数字と構造を冷静に見ること。
Femmeeでは今後も、現場目線でサロン経営の現実や選択肢を整理して発信していきます。

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お店を始めた女性は、ただ仕事をしているだけじゃありません。 それは「自分の生き方を選んで形にしていく挑戦」そのものです。サロンや小さなお店を始めることは、暮らしや働き方の全部に関わってくるからこそ、ワクワクする一方で迷いや壁にぶつかることもあります。 Femmeeは、そんな女性たちを応援する場所です。集客や運営のヒントはもちろん、心の持ち方や暮らしとのバランスまで。実践的なことから気持ちの整え方まで、幅広く発信していきます。 大切なのは「経営のテクニック」だけじゃなくて、自分らしく歩むための考え方。小さなお店を育てることが、あなた自身のライフデザインにつながっていく。そのプロセスを一緒に楽しんでいけたらと思っています。
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